
9/25(水)に開催されました、なんでもCopilot#7「なんコパLT大会」に参加しました!
(ありがたいことに、LTもやらせていただきました。)
【もくじ】
そもそも「なんでもCopilot」とは
なんでもCopilotは、Copilotについて学び合うコミュニティです。
その名の通り、Copilotに関する内容であれば何でもOK!のコミュニティです。
そのコミュニティで、初となるLT(ライトニングトーク)大会がありました。
当ブログは、そのLT大会のレポートです。
・コミュニティのページ
なんでもCopilot – connpass
・過去のイベントレポート
【イベントレポート】なんでもCopilot#6「出戻りガツオさんが語る Copilot in Power Apps」に参加しました – Tech for Sales (tech4sales.com)
ぺぺさんLT:「Copilot 呼び方統一+生成AIから考えるCopilot for M365」
まずは、ぺぺさんによるLT。
動作種別×動作場所からCopilotの呼び方を整理された後、我々の期待通りのCopilotと期待外れのCopilotが生まれる理由を、AIの分類や特徴から紐解かれました。
LLMの性質上、テキストの生成や要約に関する内容は得意、つまりTeamsでのCopilotは、我々の期待通りのパフォーマンスを見せ得るという説明がありました。
このLTには、以下の2点より大変感銘を受けました。
①期待外れのCopilotが生まれる理由が分かった
②資料が大変分かりやすい
まず①ですが、そもそものLLMの性質から、イケてるCopilotとがっかりなCopilotが生まれるかという事象を解釈されている点が印象的でした。
Copilotの使用開始時、ウキウキでPowerPointでの資料作りに試してみたこと、そして期待通りにいかなかった落胆は、今でも記憶に残っています。
その理由が分かりましたし、何より物事の性質から事象の理由を掴もうとする姿勢が大変素晴らしいと思いました。
そして②ですが、資料が大変分かりやすい!
情報量を損なうことなく、ここまで見やすい資料を作られたことは、本当に凄いと感じました。
次のLTを控える私が、(資料のクオリティーが違いすぎてやべぇ…)と、圧倒されました。
今後LTをやる機会があれば、この資料を拝見しつつ、良いものをお届けしたいと強く思ったものです。
西 LT「Copilotがもたらす新しい営業スタイル」
続いて、私によるLT。
自分が日ごろ使っているCopilot in Outlookの話をしました。
内容の説明は割愛しますが、意識した点は以下3点です。
①なるべく情報を詰め込む
②できる限り面白い内容にする
③資料に熱を込める
①ですが、何度かLTを拝見し、情報量が多い方が好ましいと判断しました。
ふだんのお仕事のスライド作成とは別物と、頭を切り替えました。
そして②ですが、参加者の多くを占めるであろうエンジニアの方にも興味を持っていただけるよう、スライドの記載情報や発表時の言葉遣いを意識しました。
ウケたかどうかは分かりませんが(苦笑)、冒頭にちょっとした動画を載せたことで、多少なりともインパクトは生み出せたのではないかと思います。
③ですが、せっかく参加される皆様の時間を奪う訳なので、集中し熱を込めて資料を作りました。
そもそも私はいちCopilotユーザーに過ぎないので、それぐらいは礼儀として当たり前だと思いました。
その結果、他のお二方ほどではないですが、それなりのLTを成立させられたのではないかと思います。
(とはいえ、大きな反省ポイントも多く見つかりましたが…。次回以降、改善させます)
工藤さんLT:「無料版Copilot×Google ColabでPDFデータを分析してみよう!!」
最後に、工藤さんによるLT。
無料版Copilotで何ができるのかの模索ということで、
楽天の2023年度の決算短信のPDFデータを読み取ってPythonでの分析を紹介されていました。
私はエンジニアでないので、「こんなことまで無料でできるんだ!!」、と心底ワクワクしながら聴いていました。
スライドで紹介されていた手順は下記です。
①決算短信のPDFをダウンロードする
②EdgeでPDFを開く
③CopilotでPDFの内容を読み取る
④Copilotで出力結果をjson型で作る
⑤Copilotで分析用のPythonのコードを作る
⑥Google Colabにコードを貼り付けて実行する
Copilotのご機嫌により苦戦することもあるそうですが、JSONファイルさえ作ることができれば、何とかなるとのことです。
工藤さんは、LT後のこぼれ話よりノンプログラマーの方と推察しますが、ノンプログラマーでもここまでのことを実現されている姿に、非エンジニアの私は大きな刺激を受けました。
感想:やはりチャレンジして良かった
LTに挑戦した感想ですが、やはりチャレンジして良かったと感じました。
LTに挑戦して、他のお二方の素晴らしいプレゼンとこっそり比較し、反省ポイントは多く見つかったのですが、挑戦しないとその反省ポイントは見つかりませんでした。
今後も、何か機会があればウダウダ考えすぎず、ノリと勢いで挑戦していきます!
※次回の「なんでもCopilot」は、2024/10/09(水) 20:00 ~ 21:30です。
なんでもCopilot#8「がっかりコパ?Copilot in Excelとおすすめプロンプト」 – connpass