【読書レポート】『無課⾦のCopilotで普通のサラリーマンがしごでき⾵になる⽅法』を読みました

「技術書店17」でゲットした書籍を、さっそく読んでみました。

書籍のざっくり説明

『無課⾦のCopilotで普通のサラリーマンがしごでき⾵になる⽅法』は、某企業で人事を務めていらっしゃる、みかんさんの著書です。
「技術書版コミケ」の技術書典で販売されており、そのときにゲットしたものです。

技術書典のレポート

書籍の販売ページ
無課⾦のCopilotで普通のサラリーマンがしごでき⾵になる⽅法:ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会 (techbookfest.org)

内容はその名の通り、無課金のCopilotで「しごでき」を目指すためのTipsです。
(以下、「しごでき」のイメージ。これはキレイなジャ○アンw)


おすすめポイント3選!

こちらの書籍のおすすめポイントは、以下3選です。
ノンエンジニアの人が見ても「ウッ…」とならない
サクッと読めてすぐ実践できる
何より無課金ユーザーをターゲットにしている


ノンエンジニアの人が見ても「ウッ…」とならない
専門用語が極力排除されていて、AIに全然詳しくないノンエンジニアの人でもスッと頭に入る内容です。
エンジニアの方は驚き絶望するかも知れませんが、、、例えば私のような営業職の多くは、ビックリするほどITの知識がないです。(もちろん全員ではないですよ!)
そして、ITへの苦手意識やアレルギーを持つ人も多いです。

著者のみかんさんは、ノンエンジニアであるものの広く深い知識をお持ちなので、その気になればガッチガチの内容にできたハズです。
しかし、そうすることなく、一貫して平易な文章や言葉選びがされており、大きな気遣いと思いやりを感じました。

特に好きなのは、「ハルシネーション(~~)」など、かじった人なら分かるであろう用語にも、意味の補足がされていた点です。
前提知識がない人でも、ノンストレスで読めますね。



サクッと読めてすぐ実践できる
正直、『無課⾦のCopilotで普通のサラリーマンがしごでき⾵になる⽅法』を一読するだけであれば、1時間もかからないと思います。
ただ、内容が薄いということでは決してなく、ユースケースやプロンプトの例が随所にちりばめられています。
このボリュームや内容であれば、全く知識のない人であってもカンタンに実践できること間違いナシ。
Copilot利用のファーストステップとして、最適だと感じました。


③何より無課金ユーザーをターゲットにしている
ここもステキな点ですね。
いくら凄いことが書いてあったとしても、課金ありきの内容ばかりであれば、無課金ユーザーの興味関心は薄れてしまいます。
私も日々営業活動をして感じるのですが、「Copilotの導入を決めましたが、お金のかかるCopilot Proプランじゃないよ~」という組織は少なくないと思います。

あくまで無課金ユーザーをターゲットにしていることで、良い意味で敷居がいっそう低くなったと考えます。

Copilotを使えていない or 興味がない人にこそオススメ

「Copilotを一応使えるっちゃ使えるけど、ぜんぜん使ってないな~…」
「AIの本~!?どうせ難しいんでしょ。パスパス!」
「AI?興味ないね」
こういう人にこそ、個人的にオススメしたいです。

Copilot?何それ?という方でも理解できる内容でありながら、しっかり使い方まで言及されています。
私自身、「たしかに、その使い方はできるな。今度試してみよう」と目からウロコでした。

ということで。

若手社員がCopilotで「しごでき」になりますように…
少しでも時短に繋がりますように…

という思いをこめつつ、『無課⾦のCopilotで普通のサラリーマンがしごでき⾵になる⽅法』の新品を、社内図書に寄贈してみます。
テック系の本があまりなかったので、ちょうど良かったです。
1人でも、何かしらの行動変容に繋がったらステキですね!

ぼくも著者のみかんさんを見習ってテクノロジーに慣れ親しみ、継続してアウトプットを行います。