【イベントレポート】三連休の初日、JAWS-UG 磐田でAIを学んできました!

三連休の初日、静岡県の磐田市で開催されたJAWS-UG 磐田でAIを学んできました。

JAWS-UG 磐田とは

AWSのユーザーグループであるJAWS-UGの支部の1つです。
磐田市に拠点を構えています。

今回のイベントは、三連休初日である2025年7月19日(土)に開催。
GenAI(生成AI)の勉強会でした。
イベントページはこちら:JAWS-UG磐田 AWS GenAI勉強会 – connpass

磐田駅の近くの、磐田市観光案内所でマスコットキャラクター「しっぺい」のグッズを買って会場に向かいました。

AWSの生成AI一気に紹介 生成AIの基本からAWSサービス最新状況まで(AWS川路さん)

まずは、おなじみAWS 川路さんによるセッション。
そもそも生成AIとは何ですか、といった基本的なお話から、丁寧かつ情報量多くお話しいただきました。

「AI、みんな知ってるよね。飛ばすよ!」ではなく、基本的な内容からしっかり振り返っていただけたのは、とてもありがたかったです。
(当方、ノンエンジニアの営業マンにつき…)

情報がモリモリで全て消化することはできませんでしたが、(果たして無料で良いのか)と心配になるほどの情報量でした。

資料に沿って復習するだけで、AIの基礎とAWSの関連サービスの概要を把握できると感じました!
(登壇資料がアップロードされるのを楽しみにお待ちします…!)

Kiroのお話(AWS山口さん)

続きまして、AWS山口さんによるKiro(キロ)のお話。
Kiroとは、AWSが2025年7月に発表したAgentic IDE(エージェント型IDE)です。

Kiro のご紹介 – プロトタイプからプロダクションまで、あなたと共に働く新しい Agentic IDE | Amazon Web Services ブログ

大人気につき、新規ではすぐに使えず、ウェイトリストに登録する必要があります。
今更すぎますが、私もウェイトリストに登録しました。

デモをふんだんに行われ、Kiroの解説をされました。
正直Kiroは「おばけのカワイイやつ」程度の認識しかなかったのですが、何ができるのか、どのような概念があるか、少しだけ解像度が上がったのを感じました。

Kiroとはやく触れ合いたいです…!

LT①…Kiroのお話(村松さん)


続きまして、村松さんによるLT。
インフラエンジニアとして勤められる村松さんが、Kiroのお話をされました。

インフラエンジニアながら、Kiroを使ってF1スケジュールアプリを作られました。
ますますKiroを触りたくなってきました。

【概要】
・めっちゃ簡単にアプリが作れる
・設計ドキュメントも書いてくれる
・インフラエンジニアでもできる
・ただ、社内で利用する際はプロキシ設定を確認しましょう

LT②…Bedrock AgentCoreのお話(ふくちさん)

続きまして、ふくちさんのLT!
当初の予定から急きょ変更させ、Bedrock Agent Coreのお話をされました。(スゴい)

Amazon Bedrock AgentCoreは、Amazon Bedrockエージェントとは違うようです。(知らなかった)
Amazon Bedrock AgentCoreって何?StrandsAgentでLine Bot作ってデプロイしてみよう! #AWS – Qiita

内容ももちろん、プレゼンスキルも卓越されていて凄みを感じました。

【概要】
・Strands Agents SDKとBedrock Agent Coreのお話
 Bedrock Agent CoreはAmazon Bedrockエージェントとは別モノ
・Bedrock Agent Coreは、AIエージェントにとって最高の環境
・AWS Knowledge MCPはいいぞ
・みんなで触っていきましょう!

LT③…Amazon Q CLIとMCPのお話(やくもさん)

次に、やくもさんのLT!
「Amazon QとMCPでNeptuneを自然言語で操作してみよう」というお題でした。

クセのあるクエリ処理が億劫なので、(MCPを用いることで自然言語で処理できるのでは…)と思いつかれたとのこと。

デモを動画にされていて、当日思わぬトラブルに見舞われないようにされている点がステキだと感じました。
また、前のLTの内容を踏まえて急きょアイスブレイクのスライドを作られたのも素晴らしいと思いました。

LTで紹介された、NeptuneのMCPサーバの情報は下記です。

Amazon Neptune の Model Context Protocol (MCP) サーバーを発表 – AWS

【概要】
・MCPサーバを利用することで大変便利に!
・自然言語でデータの取り込みや分析が可能になった
・ただ、Neptune関連は日本語の情報源が少なく苦労した

Dify での生成 AI アプリケーション構築ワークショップ

いよいよ生成AIアプリケーション構築ワークショップ!
私は途中までで、完走できませんでした。
本当に悔しい…!!

完走できなかった理由と、改善策は下記です。
今後ハンズオンの機会があれば、必ずリベンジします!!

理由①:前提知識がなく、座学で学ぶページを飛ばせなかった
→改善策①:前もって周辺知識をインプットしておく

理由②:ハンズオン慣れしておらず、何度か手戻りが発生した
→改善策②:週1回は何かしらのハンズオンを行う

理由③:完走することではなく、じっくり学ぶことを重視してしまった
→改善策③:まずは完走させることをゴールに設定する

懇親会、そして学びの多い夜

懇親会→2次会→3次会…、と夜を徹して静岡の地を堪能しました!


「楽しかったねー!」で終わらせては勿体ないので、得られた気づきや学びを、箇条書きしていきます。雑多でスミマセン。

・Kiro爆誕の裏側をお聞きできた
・「営業だから」と卑下する必要はない(志は同じであるため)
・運営するJAWS-UG Sales支部、Sales支部としての軸がブレないよう今後も活動していく
・とはいえ現状のJAWS-UG Sales支部、活動頻度が少なく上げる必要あり
・やはり圧倒的に知識が足りない 積極的に手を動かし知識を深める
・知識を深めた上で、今後はインサイトをお届けするLTを目指す(単に「やってみた」系のLTから徐々に脱却する)
・re:Inventに行かせてもらうにはシンプルに実力不足と準備不足が過ぎると痛感する 弊社の某氏を上回るだけのバリューを出す必要があり、そのためには「ニシさん」がJAWSに広く認知される必要がある
・今後も「地方×オフラインイベント」を重視する方針を継続する

まとめ

楽しくもあり、著しい実力不足も痛感した1日間(2日間?)でした。
今後より深くコミュニティにDeep Diveするために、楽しみながらギアを上げていきます!!