NotebookLM×FilmoraでYouTube動画を1時間で作ってみた

NotebookLMとFilmoraで、カンタンなYouTube動画を1時間で作ってみました。

できた動画

早速ですが、できた動画を以下に貼り付けます。
ポケモンの新作に関する最新情報をまとめた動画です。

使用したツール

以下4つです。

①NotebookLM(ノートブックエルエム):メインの音声部分の生成に使用
②Filmora(フィモーラ):動画編集に使用
③Canva(キャンバ):サムネ作成に使用
④VOICEVOX(ボイスボックス):ナレーターの音声作成に使用


それぞれ、どの程度の時間をかけたか書いていきます。

かけた時間の内訳

①NotebookLMによる音声生成:5分
いくつかのURLをつっこんで生成しただけです。
生成には少し時間がかかりましたが、生成中に他の作業を並行して行いました。

②Filmoraによる動画編集:40分
ほとんどの時間を動画編集に使用しました。
社内用の動画を作成した経験値があり、40分でそれなりのものができました。
もしイチから編集となると、2時間~3時間ほどかかってしまうかも知れません。

今回は「1時間で終わらせる」制約を自分に課したため、クオリティーにこだわりすぎることはしませんでした。

③Canvaによるサムネ作成:2分
Canvaで利用できる無料のテンプレートを使いました。
デザインは一切変更せず、文言だけ修正しました。
Canvaはプレゼン資料作成にも使えます。とってもオススメ。
Canvaのページはこちらから

④VOICEVOXによるナレーター作成:5分
NotebookLMの音声だと味気ないと感じたので、前後に加えました。
こちらもこだわりを捨てて、一発勝負にしました。

感想(NotebookLM)

まず、動画の根幹である、NotebookLMで生成した音声の感想です。

良い点は、イチオシポイントを感情を込めて読み上げられている点です。
具体的には、ポケモンファンが歓喜したメガシンカです。

うーんな点は、読み間違えがあった点です。
何度かポケモンの名前を読み間違えており、「???」となる箇所が散見されました。

※音声概要の詳細と音声作成方法は、下記の記事をご参照ください。
NotebookLMの音声概要が日本語に対応したので早速使ってみた!著作権に関する注意点も合わせて解説 – trends

感想(その他のツール)

その他のツールについての感想も書いていきます。

CanvaとVOICEVOXは、文句なしでした。
期待通りのアウトプットを行ってくれました。

Filmoraについては、良い点とうーんな点、どちらもあります。
良い点は、ちょっとした動画やAIによる画像生成など、数年前に西が使ったときに比べて機能が充実していることです。
以下のナレーターの画像は、Filmoraに付属しているAIで画像生成を行いました。


逆にうーんな点は、字幕書き起こしの精度に改善余地があることです。
無料プランでも、秒数制限こそありますが、自動で字幕を書き起こしてくれる機能があります。
しかしながら固有名詞の字幕はやや変であり、自動生成した感満載の動画となってしまいました。

まとめ

実際に試してみて、NotebookLMの機能に驚きました。
今後も動画や自習用音声の作成に活用していきたいと思っております。

逆に動画編集ソフトは、Filmoraにこだわらなくとも良い気がしました。
おおむね機能には満足していますが、他の方のご意見をもとに、変更を検討します。