
今さらながら、5年前の転職活動を振り返ってみます。
転職活動中の方にとって、何かしらのプラスになれば幸いです。
なぜ転職しようと思ったのか
一言で書くと、価値観の違いが生じたためです。
特に、以下の2点です。
・環境に対する疑問(例:ワークライフバランス)
・提供するサービスに対する疑問
前職はベンチャー気質があふれる会社で総合職として勤め、25歳から30歳までの5年間を捧げました。
若さとエネルギー溢れる会社での5年間は、大変刺激的で濃密でした。
今の自分の基礎を形成してくれたため、在籍期間に関わっていただいた方々には、今でも感謝しております。
しかしながら、価値観のズレを徐々に感じ、(潮時かなぁ…)と思い始めました。
ビックリするほどうまくいかず
5年前の転職活動、実はTwitter(現・X)を中心に行っていました。
名前は出さず、イラストのアイコンを使っていました。
勉強用のアカウントとして使っていましたが、転職意志をポロッと発信したところ、意図せずして転職活動の基盤となりました。
ありがたいことに、Twitterで繋がった多くの方々が動いてくださったのを覚えています。
それこそ誰もが知る外資系企業の方々が、リファラルを行ってくださったこともありました。
ただ…
本当に上手くいきませんでした。
リファラルというブーストがあったにもかかわらず、ほとんどの会社で書類落ち。
運良く面接にたどり着けた会社も、ほぼすべての会社で一次面接すら突破しませんでした。
エージェントも活用していましたが、苦い思い出が沢山です。
今でも覚えているのが、情シスのポジションの面接を受けてしまったことです。
とあるスタートアップ企業にて、エージェントに情シスのポジションを勧められました。
未経験エンジニアの教育を行うためにCCNAやCCNPを取得したものの、エンジニア経験は持っておりません。
何度も営業や人事のポジションを希望していることと懸念を伝えましたが、「ニシさんならいけますよ!」と言われて面接に進みました。
ただ、当然面接官は私のようなノンエンジニアは望んでおらず、面接は10分で終了、当然落ちました…。
無駄な時間を使わせてしまった面接官の方への申し訳なさ、そしてテキトーに進めたエージェントへの恨みつらみは、今でも鮮明に覚えています(苦笑)
重なる辛い出来事
全くうまくいかない転職活動。
同時に、職場でも辛いことが起きました。
詳述は避けますがひょんなキッカケで転職活動がバレてしまいました。
(あとは…お察しください)
頭痛が止まらなくなり、生まれて初めてメンタルクリニックにも行きました。
職歴は汚いものの、なんとか拾っていただいた前職では、大抵の社会人より働いてきました。
それなりに成果も出してきた自負もありました。
多少は苦戦すると思っていましたが、ここまでうまくいかないとは…。
私の心は、折れかけていました。
訪れた転機
そんな転職活動にも転機が訪れます。
とある方経由で、面接に進むこととなりました。
実はこの方が書いた書籍を読み、AWSクラウドプラクティショナーに受かりました。
合格報告をTwitterでつぶやいたところフォローいただき、Twitter経由で紹介いただいたのです。
なんとか突破した一次面接の後の二次面接にも出席いただき、最終面接前の対策にも付き合ってくださいました。
転職活動の結末
結果、AWSクラウドプラクティショナーの書籍を書いた方の会社に受かり、入社しました。
結果的に内定が出たのは、この会社のみです。
同時期に最終面接まで進んだSIerさん(Microsoft Azureに強い会社さん)は、悩んだ末に面接辞退しました。
Twitterを経由してリファラルで入った会社に、気づけば5年ほど在籍しております。
余談ですが、転職活動に使った媒体は以下の通りです。
・Twitter
・OpenWork(よく口コミを見ていました)
・LinkedIn(最終面接まで進んだSIerさんはLinkedIn経由です)
今はどうか
おかげ様で楽しくやれております。
自分で言うのも何ですが、面接当時の期待値よりは活躍しているのでは、と考えます。
営業職として一度も目標未達だった年はないためです。
前職よりも、ワークライフバランスもサラリーも、大いに良くなりました。
JAWS FESTAというイベントでも話しましたが、家を買うこともできました。
20代後半まで貯金ゼロでその日暮らしだっただけに、夢のようです。
→JAWS FESTAの話はこちら:営業がJAWS FESTA 2024 in 広島に参加しました|トレノケート公式ブログ
転職したものの、決して前の会社が悪いということはないです。
価値観がズレてきた、ただそれだけです。
前の会社で培ったソフトスキルやマインドセット、さらにIT知識は、信じられないほど今の会社で役立っています。
まともな職歴がなかった私を鍛えていただき、大いに感謝しております。
なぜ転職活動は苦戦したのか
「面接官に活躍する未来を想像させられなかった」
これに尽きると考えます。
ブレークダウンすると、下記2点です。
・面接の場でのアピール不足(面接対策が不十分でした)
・前職の業務の特殊さの理解不足(後述します)
後者ですが、絵に描いたようなベンチャー企業で、営業も採用も教育も…
なんでもやっていました。
ただこの特殊さを自分で理解し切れておらず、工夫しないと面接官に伝わらないことの理解や配慮が足りていませんでした。
これらの点を押さえておけば、もう少し苦戦しなかったと振り返ります。
ただ…現職でハッピーなので、結果オーライです。
転職活動中の心の支え
大変だった転職活動中の、心の支えを書きます。
・映画
・書籍
・相談できる友人と家族
映画と書籍は、少しでも前向きな気持ちになるものを選びました。
特に良かった映画は、『ショーシャンクの空に』です。
主人公を自分に重ねて、何度も観ました。
→ショーシャンクの空に : 作品情報・キャスト・あらすじ・動画 – 映画.com
書籍は、『反応しない練習』という書籍が印象に残っています。
仏教の教えを分かりやすくかみ砕いた内容で、転職活動の進捗に一喜一憂してしまう自分の心の支えとなりました。
まとめ
好き勝手に書いてきました。
まとめを兼ねて、特に伝えたいことを書きます。
・転職活動のスムーズさと転職後の活躍度合いは比例しない
・エージェントの言うことは必ずしも信じなくても良い
・信頼できる人に頼ろう
・自分と未来を信じよう
特に1つ目は、転職活動がスムーズにいかない方に届けたいです。
よく考えると当たり前ですが、転職活動の苦戦は、転職活動後の仕事ぶりと何の関係もないです。
転職活動がうまくいかなくとも、自己嫌悪に陥る必要は全くないです。
4つ目に書いた「自分と未来を信じる」ことを止めず、活動していきましょう。
記事を読んでくださったあなたの転職活動が、実りあるものになることを祈願しております!